このプロジェクトを開催する5つのまちが運営するブログです。

2007年春のある日、東京、宮城、山形、岩手、北海道でまちの音を採集する目的で有志が集まった。砂利道を踏む足音、鬼ごっこをする子供達、ラーメンをすする音、新幹線のアナウンス、いつもは気にもかけない様々な音に耳を傾け、選択し、マイクでひろっていく。
7月に全国5地域をツアーするピアノコンサート『夏の旅』ではアーティスト向井山朋子がこのまちの音を編集し、『即興曲』を中心とするピアノ音楽のパートとして編み込んで新しいシューベルトを発表します。

   ◆ 各地域の コンサート情報はこちらから ◆

東京都 江東区 宮城県 仙台市 山形県 白鷹町 岩手県 一関市 北海道 札幌市


 旅に出るといつも考えることがある。
 知っている、ってなんだろうって。
 知っていたつもりだった事柄が、一瞬のうちに無効になったり、
 知らない場所の知らない人たちに妙に親しみを覚えたり。

 誰もが聴いたことのあるシューベルトの即興曲に、そこに住む人たちが
 集めた街の音のサンプルを織り込んでいく。
 それは東京から始まって、北に進む旅とともに少しずつ形を変え続ける。
 ゆっくりと、私達が「知る」まえに。
                                        向井山朋子




7月23日 岩手公演 (速報)-2
2007年 07月 24日  
文  吉川 由美 「夏の旅」 仙台スタッフ
写真  黒崎 八重子 「夏の旅」 東京スタッフ

昨夜のコンサートは圧倒的な音の空間、みんなの集中がいい緊張感をり出すすてきな時間でした。会場となった米蔵にも、町に現存する宮沢賢治ゆかりの採石場にも、時間の蓄積が感じられました。その重みとピアノの圧倒的な響きがクロスする、今までとまったく違う感覚のコンサートでした。

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# by dahadahay | 2007-07-24 10:22 | 岩手県 一関市

7月23日 岩手公演 (速報)-1
2007年 07月 24日  
文・写真  梅坪 弥代 「夏の旅」 札幌スタッフ

岩手県一関市、晴れ。
公演初の快晴。北上するにつれ、暑くなる。

開演直前の様子です。

みうじっくらんど・ドレミ音楽教室のご協力で、多くの子供たちが岩手公演に来ていただきました。
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仙台、東京、大阪からのお客様もあり、会場は満席で、ピアノの後ろにも観客席が設けられました。
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「いこいの蔵」、猊鼻渓程近くの古い米蔵は非常に趣きのある内装です。
「夏の旅」では、毎回会場の特色が興味深く、4会場目の古い米蔵も発見がいろいろありました。入口には燕の巣もありました。

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仙台公演せんだいメディアテークは浮いているような柱の建物で、一つの響く大きな建物で、境がない開けた印象を受けました。その時、この「いこいの蔵」では、古い米の蔵が、音と演奏によって生まれる何かエネルギーのようなものでパンパンに脹らむようになったら嬉しいな、と思いました。そして、今日はその通りになったように感じました。

~ 神 麻子「夏の旅」岩手スタッフ : Artist Talk にて ~

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# by dahadahay | 2007-07-24 09:04 | 岩手県 一関市

宮城県・山形県での「おいしいごはん」
2007年 07月 22日  
文・写真  梅坪 弥代 「夏の旅」 札幌スタッフ 

今回、おいしくてまた食べたい!と思った「たべもの」について書きたいと思います。

○ マグロ、ヒラメ、赤貝、ほっき貝、ホタテなど
仙台スタッフが手巻き寿司パーティを開いてくれました!
塩釜・閖上でとれた魚介類の鮮度のよさに感動。
こんなに活きのいいお刺身をいただいたのは久しぶりです。
 
○ 湯澤さん家の「丸茄子漬け」
山形公演後の打ち上げでは、地元の方々、スタッフによる馬刺しなどの豪華な食材、みずみずしいどりいむ農園のトマトなどがテーブルに並べられていました。
中でも、湯澤さん家の「丸茄子漬け」は最高でした! ほおばりました。

e0114540_1305045.jpg○ お葛かけ
山形スタッフご実家(仙台)の夕食に招かれました。
宮城県で食べられる汁料理の「お葛かけ」は初めての味。
それぞれの郷土料理があることの素晴らしさを感じました。
仙台の「長茄子漬け」も美味しかったです。


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● 余談 ●
コンサートの会場の特色や公演雰囲気には毎回驚くものの、スタッフの家にホームスティしながら作業をしていると、違う土地にいるという実感が薄いのが本音です。(どこに行っても会うのは日本人ですし、風景も見慣れたものとそれほど変わりません。実際、パチンコ屋を見ると現実に引き戻されます。) でも自分の住みなれた場所にはいない。それで、「ここはどこ?」と自分の居場所を確認したい思いになることがあります。
しかしながら、郷土料理や方言を通じて、日本文化の奥の深さが五感を通して体に浸み、今後の海外での生活では宮城県、山形県でいただいたごはんを懐かしく感じると思います。
それほど、おいしかった!
地元の方々、スタッフの皆様、ごちそうさまでした。


e0114540_1321855.jpg◇ 追記 ◇

▽ びっくり デザート ▽

大きな カキ氷
山形県米沢市にあるフルーツパーラーキヨカで、メロンサイズ並みの大きな氷水をいただきました。

果物の味が生かされたカキ氷は、あっという間に私のお腹に入ってしまいました。
写真  「ブルーベリー氷水」
千田 祥子 「夏の旅」 山形スタッフ

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# by dahadahay | 2007-07-22 10:00 | スタッフ 彼是

山形からの報告
2007年 07月 22日  
文  千田 祥子 「夏の旅」 山形スタッフ

山形・白鷹の会場。
ピアノの前には、
廊下からはずして持ってこられた蛍光灯が、青白い光を放ち、
譜面台を照らす明かりとして、白い丸い裸電球がひとつ、
ぽっかりとそこに浮かんでいました。

コンサートの主役は、向井山さんのピアノ、なのだけど、
でも、それだけではなかったかもしれません。
窓の向こうの木々の緑は、時間の経過とともに、
青い闇から、黒の闇へと、境を見せずに移ろっていきました。

そして雨と蜩とムシたちと小川の流れる音と、
今ここで聴こえる、自然の音たちとの共演。
そして、シューベルトとテン・ホルトと、「まちの音」。

人は生きている間中、旅をし、住まいを移していきます。
もしくは、周りの環境のほうが少しずつ変わっていくこともあるでしょう。
だから、どの「まちの音」に懐かしさを感じたり、今を感じたりするかは、
とても個人的なものであって、
けれども、今、ここに集っていて、ここで聴こえているのは、
ひとつの「日常」ではなくて、
聴いている人、それぞれの、
日常や歴史につながっていく音であるような気がしました。

そして、廃校となっていた体育館は、
この日、立派な舞台であり、またもうひとりの主役であり、
ライトを浴びて、とても誇らしげ。

ぽっかりと浮かんだ、白い明かりは、
浮かんでしまった魂のようにも見え、
私を、ここではないどこかで見守ってくれている誰かのようにも、
ここには居ない人たちが、この明かりから、
この場所の様子をのぞきこんでいるようにも思えました。

最後の最後、
シャッターのあるはずの枠だけが、白く浮かび上がります。
それは、こちらとあちらの境界線。
そのシルエットが、本当に美しく感じました。
日常と非日常、ここと、ここではないどこか。
そんな境界線、本当にあるのかしら?
実は、そんなもの、ないのかもしれなくて。
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# by dahadahay | 2007-07-22 09:07 | 山形県 白鷹町

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■「夏の旅」 日程■
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