このプロジェクトを開催する5つのまちが運営するブログです。

2007年春のある日、東京、宮城、山形、岩手、北海道でまちの音を採集する目的で有志が集まった。砂利道を踏む足音、鬼ごっこをする子供達、ラーメンをすする音、新幹線のアナウンス、いつもは気にもかけない様々な音に耳を傾け、選択し、マイクでひろっていく。
7月に全国5地域をツアーするピアノコンサート『夏の旅』ではアーティスト向井山朋子がこのまちの音を編集し、『即興曲』を中心とするピアノ音楽のパートとして編み込んで新しいシューベルトを発表します。

   ◆ 各地域の コンサート情報はこちらから ◆

東京都 江東区 宮城県 仙台市 山形県 白鷹町 岩手県 一関市 北海道 札幌市


 旅に出るといつも考えることがある。
 知っている、ってなんだろうって。
 知っていたつもりだった事柄が、一瞬のうちに無効になったり、
 知らない場所の知らない人たちに妙に親しみを覚えたり。

 誰もが聴いたことのあるシューベルトの即興曲に、そこに住む人たちが
 集めた街の音のサンプルを織り込んでいく。
 それは東京から始まって、北に進む旅とともに少しずつ形を変え続ける。
 ゆっくりと、私達が「知る」まえに。
                                        向井山朋子




カテゴリ:北海道 札幌市( 15 )
 

「夏の旅」 札幌 会場 PATOS
2007年 04月 25日  
文・写真  梅坪 弥代 「夏の旅」札幌スタッフ

初めて、PATOSを訪れました。
e0114540_22241482.jpg

ターミナルプラザことにPATOSとは、札幌市営地下鉄東西線琴似駅の地下2階にある、
約150人収容の多目的ホールと3つの音楽練習スタジオ、2つのミーティングルーム
(Galleryとしても使用)が併設された施設。
e0114540_22102713.jpg

e0114540_22184076.jpg

e0114540_2215974.jpg

e0114540_22111364.jpg

2004年3月まで、交通局から札幌市西区が借り受け、現在はNPO法人コンカリーニョが運営をしています。地下鉄が走っている階と同じ場所にホールがある、という不思議な場所。
もともと交通局の倉庫である面影があちらこちらに見られます。
e0114540_22112038.jpg


PATOSの入り口から上を見上げると。。。↑
[PR]
by dahadahay | 2007-04-25 22:27 | 北海道 札幌市

『音採集 / SAPPORO』  ● 録音&発表 編 ●
2007年 04月 22日  
文・写真  梅坪 弥代 「夏の旅」札幌スタッフ

次に実際に、音を採集に出かけました。内部だけで100ヘクタールもある公園へ、各自散らばり、音を採った場所、何を採ろうとしたかを地図に記入。
一時間は、没頭していたら、あっという間に終了。
使用した録音機材は、ローランド、MDプレーヤー、ビデオ付きカメラ、ヴォイス・レコーダー、ビデオカメラ、携帯電話様々。

もともとイサム・ノグチ設計の公園では目が引かれる大きな彫刻などもある中、耳を澄まし、音を採集するのは初めての参加者達。例えば、ある参加者の移動はこんな感じです。(赤線)
e0114540_1303830.jpg


e0114540_131498.jpg 各自の行動範囲はバラバラで、公園内でお互いが会うことは ほとんど皆無。

採集音も、駐車場、小さいトンネル、公園の周りの川からの音。まだ残る雪山が溶け出す音。
枯葉がカサカサいう音。鳥の鳴き声。。。。。。運動靴の足音。ヒールの足音。カフェの音。凧が落ちる音。。犬の鈴が鳴る音。自転車の音。キャッチボールの音。。

参加者の採集状況を追うと、しゃがんでいることが多いのが新しい発見。

(左の写真) 壁の中から聞こえる音を収録中。



(右下の写真) ガラスのピラミッドの独特な反響音と、大勢の家族連れ(今日は日曜日!)からの音の採集中。
一方、丘に登って音を採集する人が見た、ガラスのピラミッド (左下)
e0114540_137178.jpg


私は、子供達の滑り台を下りる時の金属的な音と、かくれんぼの「もーいいかい。」「まーだだよ。」という声が特に好きでした。

(左下の写真) 風の音。MDプレーヤーは、かなり良い音が取れます!
(右下の写真) 笹の葉の音。 
e0114540_1371564.jpg

(左下の写真) 鳥の鳴き声を採っているので、邪魔しないように離れて撮りました。赤いコートが点で見えます。
(右下の写真) 今度は道路沿いでの採集。
e0114540_137322.jpg


最後の● 発表 ●では、地図を見ながら歩いた軌跡を追いつつ、参加者の集めた音を聞きました。風の音が強く入りすぎて、まるで嵐のような音が採れたり、というハプニングも。

地面にローランドを置きながら収録するので、蟻がローランドに登って、蟻の音カリカリという音を採集した参加者!
偶然、キツツキのような音が取れていたり、突然の赤ちゃんの泣き声に驚いたり、と。。。音への関心が益々深まりました。

まだまだ採りたい音がたくさん!

札幌市は車で1時間以内(中心部からなら30分以内)で自然を満喫できる、都会と自然が隣り合わせの都市です。都会と自然の音両方特徴があります。

モエレ沼公園が今回ワークショップの会場となった理由は、自然音や人々の賑わいなどいろんな音が取りやすいことと、音採集の初心者の場合、街中では、集中のあまり、ときおり車の危険があり、それを避けることがあげられます。

他に採りたい音としては、例えば、札幌の地下鉄。その車輪は、他の都市と異なりゴム製のため、独特な音を出すそうです。夏のコンサート会場PATOSは、地下鉄駅内にあるホールなので、琴似周辺の音も集められる予定です。

今日採集した音は、大黒氏によりまとめられ、他の札幌の音と一緒に向井山氏へ送られます。
[PR]
by dahadahay | 2007-04-22 23:57 | 北海道 札幌市

『音採集 / SAPPORO』  ● 講義編 ●
2007年 04月 22日  
文・写真  梅坪 弥代 「夏の旅」札幌スタッフ

■ モエレ沼公園で開かれた事前ワークショップ 報告 ■

e0114540_2314023.jpg 初めの講習はガラスのピラミッド内、
スペース1で行われました。
天気は晴れ。

この講座では、

音とは何?
--音を見てみよう
--音の中身
--人間の耳の不思議
e0114540_2321318.jpg--音が聞こえるということ
--音風景とは
--サウンドスケープの背景
--音と文明
--視覚と聴覚
--録音をするときのヒント


など、「音」に関する興味深い内容でした。
可聴音では参加者へのテストもあったり、「人間の耳の不思議」では、耳は聞きたい音の的を絞れることを知ったり。。。

講師の大黒 淳一氏です。
e0114540_2334071.jpg

[PR]
by dahadahay | 2007-04-22 23:40 | 北海道 札幌市

● 音採集/SAPPORO ● ワークショップのお知らせ ● 4月22日 ●
2007年 04月 11日  
文・チラシ  大黒 淳一 「夏の旅」札幌スタッフ

● 2007年 4月22日 (日)

事前ワークショップ 『音採集 / SAPPORO』

サウンドアーティストの指導の下、参加者とともに まちの音の採集をして歩きます。
昆虫採集や ぶどう狩りのような感じです。
音を通して見える「まち」「札幌」とは。。

e0114540_3572870.jpg


ワークショップ講座「札幌の音を探そう」

● 日時 : 2007年4月22日(日)PM13:00-PM17:00 (詳細↓)
● 場所 : モエレ沼公園 ガラスピラミッド内 スペース1
● 住所 : 札幌市東区モエレ沼公園1-1 TEL(011)792-2595
● 定員 : 10名
● 必要事項 : 録音出来る機材とヘッドフォンを持参の事。
         (マイクと録音機能の付いたMP3プレーヤー、ビデオカメラ、
        MDプレーヤー、ポータブル録音プレーヤー、カセットレコーダー等)
● 講師 : 大黒 淳一 (サウンド・メディア・アーティスト)


 「実施内容」 
自分たちが住んでいる札幌ならではの音を録音して新たな街の良さを発見する。

1) 音と録音に関しての講義とフィールドレコーディングのレクチャー
2) モエレ沼公園内にある様々な音を録音する。



 「このワークショップ・プログラムでの狙い」
● 音に関してのワークショップは殆ど皆無なので音に関しての興味と知識を養う。
● 日常にある見過ごしがちな環境音に面白さが埋まっていて、それを発見する為に必要な観察力や新しい視点と発想力を、このワークショップを通して養う。

● また7月にオランダから来日する向井山朋子氏のピアノコンサートとコラボレートする為、今回録音した環境音をバックグラウンド音源としても使用する。


 「成果」
● 参加者が録音した環境音はBlogやポッドキャストで紹介する。
● 7月の 向井山朋子氏のピアノコンサートのバックグラウンドで環境音として使用される可能性がある。

  「日時 詳細」 ・・・ 2007年4月22日(日) 
▽ PM13:00 : モエレ沼公園 ガラスピラミッド内 スペース1に集合

▽ PM13:00 (講義) : モエレ沼公園 ガラスピラミッド内 スペース1にて
                 ワークショップレクチャー

▽ PM14:00(録音) : モエレ沼公園内を探索して各自が環境音を録音する。

▽ PM15:00(収集)  

▽ PM15:30(発表) : 参加者の各自録音した音を発表する。

▽ PM16:30(解散) 


●申し込み/問い合わせ:
夏の旅「札幌プロジェクト」(NPO S-AIR内 担当柴田)

札幌市豊平区豊平1条12丁目1−12
インタークロス・クリエイ ティブセンター401 NPO法人S-AIR内

shibata@s-air.org
tel. 011-820-6056

募集期間は、4/9-4/19です。
皆様の参加をお待ちしています!

[PR]
by dahadahay | 2007-04-11 20:54 | 北海道 札幌市

北海道 札幌市
2007年 02月 18日  
■ 『夏の旅』札幌プロジェクト   Sapporo/Hokkaido  ■   最終地点

ターミナルプラザことにPATOS
‘ TERMINAL ’

 Friday, 27 July 2007   19:00開演   (18:30開場)

      料金 : 前売 2000円 / 当日 2500円
● お問い合わせ先 : 「夏の旅」札幌プロジェクト
   (NPO S-AIR/エスエア内) TEL.011-820-6056

   お申し込み方法/住所、氏名、年齢、連絡先、枚数を記名し、
   下記までEメールかFAXでお申し込みください。

お申し込み先 : 「夏の旅」札幌プロジェクト
   shibata@s-air.org     FAX.011-820-6057

   会場 : ターミナルプラザことにPATOS
    北海道 札幌市 西区 琴似1条4丁目 地下鉄琴似駅 B2F

    TEL 011-612-8383 FAX 011-612-6656

   TERMINAL PRAZA KOTONI PATOS
   Kotoni Subway Station B2F, Kotoni 1-4,Nishi-ku,Sapporo
e0114540_028028.jpg

e0114540_23261280.jpg会場となるターミナルプラザことにPATOSは、区からアートNPOコンカリーニョが運営を委託されている地下鉄駅内にあるホール。
サブタイトルは‘ TERMINAL ’。旅の終着駅のイメージと交通機関に関係する会場のイメージをかけています。

* 1999年に地下鉄東西線が延長されるまでは、琴似駅が終点でした。
今回の企画で、札幌が最終地点ですが、何か縁があるのかもしれません。


札幌は地下鉄駅内のホールという都市環境を選んだが、車で少し走れば、山や川、海の音という自然にもアクセス可能な環境です。いわば、都市と自然の両方が生活圏の都市です。
シューベルトと札幌とのコラボはどうなるのかが期待!

e0114540_23265247.jpg

e0114540_232755.jpg

問い合わせ:
〒062―0901
札幌市豊平区豊平1条12丁目1-12
インタークロスクリエイティブセンター401 NPO S-AIR
TEL:011-820-6056 FAX:011-820-6057
shibata@s-air.org

[PR]
by dahadahay | 2007-02-18 01:35 | 北海道 札幌市

カテゴリ
全体
■「夏の旅」 日程■
東京都 門仲
宮城県 仙台市
山形県 白鷹町
岩手県 一関市
北海道 札幌市
現在進行形の向井山朋子
English Information
スタッフ 彼是
以前の記事
タグ
Link




Mukaiyama.jpg

wasted_3.jpg




■ 主催 ■


2007sumida-logo-2.jpg





■ 特別協賛 ■

asahi-logo.jpg


アサヒビールメセナ 
22号
(2007年12月3日発行)


Yayo.jpg


■ 助成 ■

zaidan-logo.jpg


koninkrijk.jpg

Gaudeamus.jpg


■ 協力 ■

Tomoko Mukaiyama Foundation



□ その他 □

 


□ ブログ 管理者 □
Yayo.jpg
フォロー中のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
Japan-map-line1.jpg
  「夏の旅」 2007 
Top